POTTIRI'S AUTOBIOGRAPHY

ダイエットやITで遊ぶアラフォーエンジニアの自伝ブログです。

【ネタ】架空の思い出⑤ 丸投げ

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このお話について

本ブログの管理者の経験をもとにしたフィクションです。

登場人物

・・・主人公。S川(S川君)。

・・・厳先輩(厳さん)。S川の先輩で優しさはあるのだがいつも言い方がきつい。

・・・技主任(技さん)。S川の先輩だが技術的なこと以外をしたがらない。

・・・後輩M(M君)。S川の後輩で器用だがノリが軽い。

・・・S川が所属する会社の社長。

・・・元請Z(Zさん)。元請企業の社員で有能だが高圧的。

・・・元請女。元請企業の女性社員。S川と割と仲良し。

・・・元請課長。元請企業の課長。

前回までのお話

(年齢も技術も役職も上の人を・・・『使う』・・・?)

(いや、未知の技術にトライするならあの人がいたほうが・・・。)

「そうですね。力を借りたいですね。」

 

「使えよ。お前が担当だろ。」

 

 

S川(・・・。)

リスクがあるとわかってはいるが、仕事がないS川は怪しい仕事を引き受けた。

その仕事は一人ではこなせないだろうと会社が用意したメンバーは年も技術も上の先輩で、早くもS川はプロジェクトの運営に不安を覚えていた。

技主任からの質問は山積み

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技主任と共に始めたプロジェクトは、

S川が気を使いまくることでそれなりにうまく行っていた。

 

「S川君、質問あげといたよ。」

 

「ありがとうございます。」

「・・・了解です。Zさんと相談します。」

 

「お願いね。」

 

(流石は技さんだ・・・。僕が気づかない不明点をどんどん突いてくれている。)

(だけど。)

 

「質問増えましたね〜。」

 

「そうねぇ。」

「ちょっとやばくない?メールで投げても回答あんまないよね。」

 

「YesNoで回答できるやつしか返してくれてないんですよねー。」

 

「重要なやつとかほとんど回答ないし。」

「どうなってんの?」

「回答次第で作業量が全然違うんだけど。」

 

「ですよね・・・。」

「ちょっと話は変わりますが、プログラムの速度が遅いのが凄い気になるんですけど。」

 

「それもあれだよ。」

「回答がないからどっちでもいけるようにしてるから、どうしても遅くなるんだよ。」

 

「あーなるほど。」

「こりゃ駄目ですね。次回打ち合わせまで待てないので昼から先方行ってきます。」

 

「それがいい。」

 

「一緒に行きます?」

 

「行かない。よろしくー。」

 

「はいー。」

(こういう調整作業は本来年上のあんたが率先してやるべきだろ。)

 

元請Z氏との打ち合わせ

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S川は元請を訪れ、元請Z氏との打ち合わせに臨んだ。

 

「えーっとですね、資料に印をつけているところが回答をいただきたいところです。」

「まずは・・・。」

 

「悪いけど、結論を先に言ってくれる?」

 

「えっ!?」

「では・・・○○の仕様ですが、今そこに関する取り決めがないのですがどうしたらよいでしょうか?」

 

「そこを考えてよ。技術者でしょ?」

 

「は・・・、はあ。」

(なんだよこれ・・・。)

 

打ち合わせは終始こんな感じだった・・・。

 

「いやな汗が凄い・・・。」

「なんて疲れる打ち合わせだ・・・。」

 

「お疲れさまですっ!」

 

「ああ・・・、お疲れさまです。」

 

「なんか凄かったね。」

 

「ええ・・・。」

「あの・・・、Zさんどうしたんです?」

 

「それがね、わかんないの。」

 

「わからない・・・とは?」

 

「なんかすっごい忙しそうなんだけど、私達も何やってるかぜんぜんわかんないの。」

「言うのも指示するのもめんどくさいのかも。」

「S川さんは丸投げしてもなんとかしてくれるだろうって思ってるんじゃない?」

 

(なるほど、それが本当ならばあの打ち合わせの態度も見積があっさり通ったのもなんとなく理解できる。)

「なるほど・・・、ありがとうございます。」

 

「S川さん顔ひきつってるよ。😏」

 

続く

 

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